こんにちは!ぷーどるです!
今回は髙橋ゆきさんの『可愛くなる家事』を読んだ感想をお伝えしていきます。
髙橋ゆきさんは家事研究家で家事代行サービス「株式会社ベアーズ」専務取締役です。
テレビや雑誌でも幅広く活動中とのことですが、私はこの本で初めて髙橋さんのことを知りました。
読もうと思ったきっかけ
いきなりですが、私は家事が大嫌いです。
中でも料理が一番嫌いです。
そもそも食にあまり興味がなく、食も細いし、好き嫌いが多すぎて食べられるものが限られています。
しかし、結婚して子供ができるとそうはいかず夫や子供を含めた3人分を作らなければいけません。
夫は私の2倍以上は食べるし、子供もまだ小さいので大人と同じ味付けでは食べられません。
それぞれメニューを考えるのもめんどくさいし、量を作らなくてはいけないのもしんどいです。
日々の育児+家事なんて・・・
全部を完璧にこなすなんて無理です。
そんな私の手助けになることは書いてないかなと思って読んでみることにしました。
全体的な感想
ヤマサキミノリさんのイラスト漫画が描かれていてとても読みやすかったです。
本の特性上女性が家事をすることに焦点を当てています。
しかし、夫のシャツのアイロンを妻に頼んだり、部屋が汚いことを夫が指摘したりするのは
私からすると「それくらい自分でしろ」と思ってしまいました(-_-;)
私の夫はシャツの洗濯や靴磨きなど自分のことは自分でしています。
家族全員分の家事をやるか、一人ひとりできることは個人でやるかで主婦の労働量も変わってくるでしょう。
家事をできるだけ減らすこともストレスを減らす要因になるのではないかと思いました。
興味のあったところ
前述しましたが、私は料理が嫌いです。
キッチンの掃除も苦痛な家事の1つです。
夫が料理好きなのでついつい掃除も夫に任せがちです。
そんなキッチンの掃除で参考になった方法があったのでご紹介します。
ガス台の掃除方法
こびりついた頑固な油汚れにはハンドソープを入れて作った重曹ペーストがいいそうです。
《作り方》
重曹ペースト(水4:重曹6+ハンドソープを足す)
この重曹ペーストをスポンジにつけて五徳を磨き、水で洗い流し、乾拭きします。
ガス台もスポンジで磨き、水拭き、乾拭きをして仕上げると綺麗になるそうです。
壁、床、冷蔵庫の掃除方法
キッチンの壁や、床などは油汚れが飛んでいて汚いですよね。
この汚れは重曹水を使うと汚れがとれるそうです。
《重曹水の作り方》
水200ml:重曹小さじ3
スプレーボトルに入れれば完成です!
①雑巾に重曹水をスプレーして1方向に拭く。(拭きムラを防ぐために重曹水は直接汚れにかけない)
②水拭き、乾拭きをして仕上げる。
ぜひ、皆さんもやってみてください!
素敵だなと思った考え方
この本を読んで素敵だなと思ったことが2つあるのでそれをご紹介します。
家事を楽しいものに変える1つの方法
一番最初のプロローグのページで家事を楽しいものに変える1つの方法を紹介しています。
それは「誰かとの最初の瞬間を思い出すこと」です
例えばパートナーを始めて家に招いた時、子供が産まれ自宅に戻った時などです。
私も初めて夫を一人暮らしの家に招いた時、散らかった部屋を見せないようにめちゃくちゃ掃除をしました(笑)
子供が産まれた時も、子供が小さいゴミを誤飲しないように掃除を自ら進んでしていました。
相手へのドキドキやわくわく、愛している!という誰かを想う力が家事をしよう!という高まりに通じているのだそうです。
このプロローグを読んで確かに夫と喧嘩することが増え、愛が減少していたなと反省しました(まだ結婚して2年という新婚なのに( ;∀;))
心から誰かを想う女性は、とても可愛くなります。「愛で力」は女の可愛さそのものだということでしょう。
髙橋ゆき『可愛くなる家事』p3
これまでは家事や育児で疲れ、私も可愛くなくなってしまったと思っていましたが家事をすることで可愛さがアップするなら積極的に家事をしていきたいと思えました!
香港の育児に対する考え方
髙橋さんが香港で働き始めてすぐに第1子を妊娠し経験したお話がとても素敵だと思いました。
まず、社長に妊娠を報告すると誰よりも喜んでくれ、
「母となる君は素晴らしい女性になって、きっともっともっといい仕事をするよ」といいました。「子供はみんなで育てよう。そして君は二倍働いて、四倍成果を出しなさい」
髙橋ゆき『可愛くなる家事』p4
と言ってくれたそうです。
子供が産まれたら働ける時間が短くなるのにどういうことでしょうか?
それは、香港ではカップルの数以上に「メイド」さんがいて、一般的に広く普及しているのだそうです。
これを読んで私もメイドさんがいたらもっと働けるのにと思ってしまいました…
子供が産まれて正社員で働くことができず、仕事を辞め、パートで働いている私にとってうらやましい限りです。
日本でも保育園や預かってくれるところもありますが数が全然足りておらず夫婦2人が正社員でバリバリ働ける核家族は少ないのではないでしょうか。
たくさん働いて、たくさん納税してくれる若者のサポートをしっかりしたほうが税金対策になると思うのですが、政治家の皆様、待機児童問題をもっとどうにかしてくれませんかね?
発見した今後の課題
正直、私の家は今かなり汚いです(-_-;)
この本を読んで、日々の家事力の低下は夫に対する愛の低下だとわかったので
日頃頑張ってくれている夫に感謝しつつしっかり掃除していきたいと思います!
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
一部掃除のテクニックもご紹介しましたが、本にはもっとたくさんの掃除テクニック、家事テクニックが記載されているのでぜひ皆さん読んでみてください!
ではでは~♪