※アフィリエイト広告を利用しています

『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』を読んだ感想

こんにちは!ぷーどるです!

今回は紫苑さんの『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』を読んだ感想をお伝えしていきます。

紫苑さんはブロガーで「ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫」というブログを書いています。

小さな中古住宅を買い、年金月5万円で不安のない暮らしをされています。

読もうと思ったきっかけ

暮らしの本を読むというマイブームの一環で購入しました。

自分の理想の老後を考える参考になればいいなと思って読み始めました。

全体的な感想

今まで読んできた暮らしの本の中でも衣食住のお金の使い方について詳しく書かれている本だなと思いました。

数字が苦手ということもあって具体的な収支についてはざっくりと計算しているようですがその暮らしぶりはお金の不安を払拭するような丁寧な暮らしをされているなと感じました。

特に料理に関してはアレンジのレパートリーも多く、毎日おいしそうな食事をされているんだなと思いました。

ただ、子供の独立前は新築タワマンの公団住宅(UR賃貸住宅)に住んでいたりと家賃や保険などにはお金をかけていたようなので年金暮らしになるまではしっかり働く必要があると考えさせられます。

あとは、紫苑さんは着物好きということもあって共感しながら読むことができました。

興味のあったところ

お金なんて最低限で楽しめる

これはこの本の中で出てきた堀江貴文さんのお話です。

彼は小学生の頃切手収集にハマっていたそうですがある時「これってお金があればいっぱいあったら、簡単に全部コンプリートできるだけの話じゃないか」と気づき、切手への所有欲がスッと消えたそうです。

この話を読んで「確かに!」と思わされました。

私も今は服やコスメなど大量のものを所有しています。しかし、お金さえあればいつでも綺麗な服やコスメは買えるのです。

限定品だってメルカリなどを探せば手に入る時代です。

自分で購入して自宅保管していなくてもコレクターさんたちが綺麗な状態で保管している物が出品されていたりするかもしれません。

その時はプレミアがついて値段が上がっていたりするかもしれませんがそれでもお金があれば手に入れることができるのです。

「期間限定」や「数量限定」に踊らされず必要最低限のものだけでも生きていけるので物に対する支出はほどほどに、旅行や思い出作りなどお金で買えないものに重きを置いていきたいです。

不安がなくなると人にやさしくなれる

 不安が生活のベースにあるせいか、言葉の端々に思わぬことを口走る。たとえば、子どもたちからのこうして欲しい、ああして欲しいという望みに対して、「ええ!どうして私が?」と口には出さないまでも身体で反応、拒絶してしまう。それってお金がかかる?手間がかかる?とまず思ってしまうわけです。貯金はあるのに今よりずっと自己本位で、いろんなことにけちでした。

紫苑『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』p21

この話を読んで人にやさしく接することができる人になりたいなと思いました。

心のゆとりを持つために不安を少しでもなくしていけるようにしていきたいです。

シニアに着物効果は抜群

着物を着るメリットはたくさんあります。

  1. 体型を気にしなくていい。
  2. 日本人なら誰でも似合う。
  3. 洋服ではためらう色や柄も、着物ならそれほど突飛ではなくなる。
  4. 着物を着ているとどこへ行っても敬意をもって迎えられる。
  5. 最近では安価な着物もある
  6. 着付けは一生ものの技術
  7. 流行はあまりないので長く着られる

着物の良しあしがわかる人はなかなかいません。

プチプラでも着物を着ていれば高価な物だと勘違いしてくれる人が多いです。

私も今は子供に服を汚されてしまうので汚れてもよくて洗濯のしやすいプチプラの動きやすい服しか着れていませんが子育てが落ち着けば着物で生活したいものです。

とりあえずの目標としては子供の入学式や卒業式には訪問着で出席したいです。

街にある品物を美術品だと思う

人はあと少しで手に届きそうなものを欲しがります。

価格があまりにも高くて自分には買えないとわかるとすぐに諦めがつきますが、買えそうな値段だったら欲しくなってしまうのです。

紫苑さんはたまに心を動かされることがあると、ここは美術館だと想像するようにしているそうです。

美術館では鑑賞するだけで誰のものにもできません。

鑑賞してその美しさを堪能して感性の糧にする」これをお店の商品にも当てはめて考えるのです。

お店で見て満足して家には持ち帰らない。面白い考え方だなと思いました。

発見した今後の課題

健康的な食事を心がける

紫苑さんは食事に関して3つの決めごとをしています。

  1. 一人でも三食ちゃんと食べる
  2. 食費は月に1万円前後とする
  3. 安く、美味しく、かつ栄養のあるメニューを考える

というものです。

食費月1万円でやっていけるとわかったことがお金の不安をなくし、元気になれたといいます。

また、身体にいい食材は旬のものが多く100円前後など安くすみます。

私は食に興味が薄く、好き嫌いも激しい偏食です。

メニューを決めるのも嫌いなものが入っていないか、食べられそうな味付けかで選んでいます。

料理を作るのも嫌いです。

頑張って時間をかけて作っても食べるのはあっという間で時間がもったいなく感じます。

夫が大食いなので作ったものからどんどん食べられてなくなってしまうのも作る気力がなくなってしまっている原因の一つかもしれません。

大食いの夫とこれからどんどん食事の量が増えるであろう息子2人がいるので食費はしばらく上がる一方です。

物価高な今、安い食材を使って節約していくしかありません。

それでも体に悪い物ばかり食べていると今度は医療費がかかってしまうので健康的な食事ができるように栄養バランスも考えていきたいです。

メリハリのあるお金の使い方をする

紫苑さんはプチプラ生活をしておりファッション・美容費はほぼゼロです。

そのぶん中古住宅の修理(耐震)、下水管の掃除など必要な分野にお金を使うようになったそうです。

今すぐに家が倒れる心配はありませんが災害が起きた時のことを考えられるまでの心の余裕ができたという満足感があったといいます。

確かに、教育費や老後のためのお金も必要ですが防災のためにもお金を使わないといけないなと考えされられました。

今は保存水など一応備蓄はしてありますが、定期的に期限を確認して更新していきたいです。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

興味のある方はぜひ読んでみてください。

ではでは~♪